写真・動画等の撮影及び配信・送信規程
」を策定し、2025年2月1日から試合中の選手の写真や動画の配信を全面的に禁止することがわかった。このルールはプロ野球界全体で適用され、撮影自体は認められるが、SNSなどへの投稿は家族・友人など限定的な対象以外は禁止されることになる。X(Twitter)でトレンド入りした「写真 」について説明します!
- NPBが「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」を2025年2月1日から全試合で施行することを発表
- この新規定により、試合中の選手の写真や動画の配信・送信が禁止になる
- NPBは「選手の人格権」と「ファンの平穏な観戦権」の保護を目的として、この新しい規程を策定したと説明
NPBがプレー中の写真・動画の配信を制限
目次
NPBの新規定の概要
NPBは、「試合観戦契約約款」の一部を改定し、新たに「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」を策定しました。この新規定は2025年2月1日から全試合で適用されます。
ボールインプレイ中の撮影・配信を禁止
この新規定の主な内容は以下の通りです。
- ボールインプレイ中のプレーヤーの写真や動画の撮影及び配信・送信を一切禁止
- それ以外の撮影については、人格権や平穏観戦権を侵害しない範囲で許可
- 規程に違反した場合は、試合観戦契約約款に基づく処分の対象となる
引用:x.com
これにより、ホームランシーンなどの迫力ある瞬間の動画配信ができなくなる一方で、ファンの平穏な観戦環境の確保が期待されます。
家族・友人への共有は許容
ただし、新規定では以下の例外が設けられています。
- 家族、友人、取引先などに向けた配信・送信で、業として行われず主催者の権利を侵害しない場合は許可される
- 主催者が承認した場合も撮影及び配信・送信を認める
つまり、個人SNSでの共有などは一定の範囲で認められる可能性があります。
違反すれば試合観戦契約約款に基づく処分対象
この新規定に違反した場合は、試合観戦契約約款に基づき処分の対象となる可能性があります。具体的な処分内容は明示されていませんが、入場拒否や退場要請など厳しい措置が取られる可能性があります。
日本プロ野球組織が「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」を施行することが分かりました。2025年2月1日から全試合に適用される新しい規程で、試合中の選手の写真や動画の配信が禁止されます。
NPBはこの措置について、SNSの普及を受けて観客の平穏な観戦環境を整えるためだと説明しています。選手の人格権や観客の観戦権を尊重するためには、一定の制限が必要だと判断したと考えられます。ただし、私的な範囲での撮影や配信は許容される可能性があるため、詳細な解釈が注目されます。
この規程はプロ野球界だけでなく、高校野球など他のスポーツ界にも影響を与えるかもしれません。観客の撮影行為をめぐる議論が今後さらに高まっていくことが予想されます。