【大量閉店 】100均セリアが大量閉店、コスト上昇で苦境

100均「セリア」の大量閉店の背景

輸入コストの爆増で利益が下がっている

ツイートによると、セリアは売上高が過去最高の2230億円を記録したにもかかわらず、純利益は約98億円と「儲けがほとんどない」状態だという。その原因は、円安による輸入コストの爆増にある。セリアは主に海外から商品を仕入れているため、円安の影響を大きく受けており、利益が圧迫されている。

直営店の出店数と閉店数のアンバランス

2024年3月期決算短信によると、セリアの直営店出店数は前年より1店増えた一方で、退店（閉店）は69店と大幅に増えている。つまり、出店数に比べて閉店数が大幅に上回っており、店舗数の大幅な減少が進んでいる。

利用者からの反応

「頼む生き延びて」「うそやん…」と悲鳴が相次ぐ

ツイートには、セリアの大量閉店に対する利用者の悲鳴が多数寄せられている。セリアは100均の中でも人気が高く、気軽に利用できる店舗だったため、利用者にとっては大きな打撃となっている様子が伺える。

一部地域では出店が増加傾向にある

一方で、一部地域ではセリアの出店が増加傾向にある例も見られる。地域によってはセリア店舗の需要が高く、撤退を免れている地域もあるようだ。

今後の課題と対策

政府による支援策の検討が求められている

ツイートの中には、政府による支援策の必要性を指摘する声もある。円安の影響で輸入コストが爆増しているなか、企業努力だけでは限界があるため、政府による何らかの施策を検討するべきだという意見がある。

自社ブランド商品の開発など、企業側の努力も求められる

一方で、企業側も自社ブランド商品の開発やコストの削減など、さらなる努力が必要だと考えられる。100均は庶民生活に密着しているため、セリアが撤退してしまうことは大きな影響がある。企業と政府が連携して、セリアの事業継続に向けた対策を検討していくことが重要だと言えるだろう。