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ビットコイン 下落の原因はFRB利下げ遅れ?今後の相場予想とJPモルガンの動向に注目

ビットコインが10万ドルを割り込み、8万2000ドル台まで急落するなど、ここ数週間で大幅な下落を見せている。FRBの利下げ遅れが市場の期待を裏切ったことが主な要因とされ、パウエル議長のタカ派発言が下落を加速させた。

一方で、JPモルガンなどの機関投資家はこの水準を再参入の好機と捉えており、今後の動向が注目される。FRBの金融政策とインフレ情勢が相場の鍵を握る展開だ。

要約
  • ビットコインが10万ドルを割り込み5月以来の最安値を記録。FRBの利下げ遅れと政府データ発表の混乱が市場不安を加速させ、弱気相場への突入が懸念されている。
  • JPモルガン・チェースの巨額投資にも関わらずBTC相場は低迷。12月のFRB利下げ確率が急低下し、市場予測が二分される中で、政策不透明感が下落圧力に。
  • 技術面では50時間SMAが200時間SMAを下回る弱気クロスが発生。過去のパターンから反転の可能性も示唆されるが、短期的には105,000ドル〜116,000ドルのレンジ攻防が焦点に。

ビットコインが8万ドル割れ!FRB利下げ遅れが下落の原因?

2025年11月、ビットコインは一時8万2000ドルを割り込み、月間で23%もの下落を記録しました。これは2022年以降で最悪の下落率です。市場関係者の間では、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ遅れが主な要因として指摘されています。

10月に0.25%の利下げを実施したFRBですが、パウエル議長が「12月の追加利下げは確実ではない」と発言したことで、市場の期待が裏切られました。金融緩和の見通しが不透明になったことで、リスク資産であるビットコインから資金が逃避したのです。

機関投資家の動向に注目

ビットコインは110,000ドル前後で推移していましたが、105,000ドルを割り込む場面もありました。しかし、この水準は機関投資家にとって再参入の好機と見られています。長期的に見れば、FRBが完全に金融引き締めから方向転換するタイミングが、ビットコインの次の上昇局面の引き金になる可能性があります。

JPモルガンの分析「ビットコインは年末までに回復する?」

JPモルガンのアナリストによると、現在のビットコイン下落は一時的な調整と見ています。同社のレポートでは、年末にかけて再び過去最高値を試す展開も十分考えられると指摘されています。

その根拠として、以下の要素が挙げられています:

  • ETF需要の持続的な増加
  • 米国の規制環境の明確化
  • 実質金利の低下によるデジタル資産への追い風

インフレと実質金利の関係

現在のインフレ率は3%前後で推移しています。FRBが利下げを実施したことで実質金利が低下し、法定通貨の購買力が下がる状況が続いています。この環境は、供給量が限定されたビットコインのような資産にとって中長期的には有利に働くと考えられます。

ビットコイン暴落で「証拠金取引の連鎖清算」が発生?

10月には特定の海外取引所で米ドル連動型ステーブルコインの乖離(デペッグ)が発生し、担保価値の目減りから証拠金取引において連鎖清算が拡大しました。これが下落圧力をさらに強める結果となりました。

しかし、2022年のテラ(LUNA・UST)大型破綻時と比較すると、今回は下げ幅が10%超程度にとどまっています。これは暗号資産の現物ETFが普及し、市場の厚みが増していることを示唆しています。

ステーブルコインの安定性

今回の乖離は特定取引所のシステム障害に起因するもので、同取引所内にほぼ限定された現象でした。世界的にシェアの高い主要銘柄で広範な乖離が生じたわけではなく、ステーブルコインの仕組み全体に波及する性質の事象ではなかった点は安心材料です。

トランプ大統領の関税政策がビットコインに与える影響

2025年10月、トランプ米大統領の対中関税に関する政策発言が市場を揺るがしました。株式の下落が3%程度にとどまる一方で、ビットコインは約15%と大きな下げを記録しました。

興味深いことに、政策発言直前に大口のショートポジションが観測されました。このことから、市場操作への懸念が投資家心理を冷やした可能性も指摘されています。

政治的不確実性と暗号資産

政治的な不確実性が高まると、伝統的に「安全資産」とされる金が買われる傾向があります。しかし近年は、ビットコインが「経済・国家の影響を受けにくい資産」として再評価される場面も見られます。今後の動向が注目されます。

ビットコインETFの資金流入は続く?ブラックロックの動向

ブラックロックやフィデリティがリードする現物型ビットコインETFのBTC現物買いは、価格の下支え要因として機能しています。10月にはビットコインが10万5000ドルで史上最高値を更新し、円建てでは1600万円を初めて記録しました。

ホワイトハウスのデジタル資産諮問事務局長に就任したパトリック・ウィット氏が「戦略的ビットコイン準備金の創設が最優先課題」と発言したことも、市場にとっては追い風となっています。

機関投資家の参入が市場を変える

ETFを通じた機関投資家の参入が進むことで、ビットコイン市場は従来の個人投資家中心の市場から大きく変貌しつつあります。この構造変化が、価格のボラティリティ(変動率)低下につながる可能性もあります。

技術分析から見るビットコインの今後の見通し

チャート分析の専門家によると、ビットコインは8万1250ドルでのダブルボトム後、下降トレンドを反転させることに成功したと見ています。モメンタム指標は上昇トレンドに転じていますが、相対力指数(RSI)は買われ過ぎのレベルに近づいています。

上昇トレンドが持続すれば、価格は上昇を再開する前に61.8%フィボナッチレベルの約8万2500ドル付近まで引き戻す可能性があります。短期的なボラティリティは避けられませんが、中長期的な上昇トレンドが維持されるシナリオも考えられます。

S2Fモデルからの大胆な予測

有名なS2F(stock-to-flow)モデルを構築したPlanB氏は、ビットコインが今後5,800%の値上がりを見せるという大胆な予測を立てています。この予測が実現するかどうかは別として、ビットコインの供給量が限定されているという基本的特性は、長期的な価値の支持要因として機能し続けるでしょう。

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匿名タマゴ
匿名タマゴ
2025-11-21

JPモルガンの巨額投資も効かず下落続きか…FRBの利下げ遅れが暗号市場を直撃してるな(ーー;) トランプ関税の悪影響も相まって最悪のシナリオだわ

匿名キュウリ
匿名キュウリ
2025-11-21
リプライ:  匿名タマゴ

JPモルガンは今の安値を買い漁ってるだけだろ🤔

匿名タマネギ
匿名タマネギ
2025-11-21
リプライ:  匿名タマゴ

でも利下げ確率低下は確かにヤバいね。データ遮断でFRBが暗中模索状態って…💦

匿名ナッツ
匿名ナッツ
2025-11-21

10万ドル割れって記事あるけど8万台前半まで落ちてるじゃん!どこの異次元相場見てんだよ😤 ハイテク株連動して下落って言うならアップル株見とけば分かるわ

匿名ブロッコリー
匿名ブロッコリー
2025-11-21

下落は一時的やろ。FRBが結局利下げしたら急騰コースやん🎯 ビットフィネックスのアナリストも11万6000ドル突破予測してたし

匿名トマト
匿名トマト
2025-11-21

そもそもビットコインの価値ってFRBの利下げ待ちで上下する時点で終わってね?🤔 代替通貨のくせに伝統金融に依存し過ぎ

匿名タマネギ
匿名タマネギ
2025-11-21
リプライ:  匿名トマト

それ言い出したら株も同じだぞw

匿名キュウリ
匿名キュウリ
2025-11-21

月間23%下落とか22年以来の暴落らしいが…暗号元年の時の-80%に比べたら可愛いものだよ😎 下落は買いチャンスと思うけどな

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