【サニブラウン 】サニブラウンが五輪日本人最速で準決勝進出

パリ五輪の陸上男子100m予選で、日本のサニブラウン選手が日本人五輪最速タイムの10秒02を記録し、準決勝に進出した。サニブラウン選手は予選を余裕をもって通過し、92年ぶりとなる日本人の男子100m決勝進出に期待が高まっている。

サニブラウンの五輪最速記録と準決勝進出

サニブラウンが日本人五輪最速タイムを記録

男子100m予選で、東レのサニブラウン・アブデル・ハキーム選手は10秒02の記録で2位通過し、準決勝進出を決めた。この記録は、日本選手のオリンピック最速タイムとなっている。

準決勝へ意気込みを語るサニブラウン

サニブラウン選手は、「まずまずいい感じ」と予選を通過した感想を述べ、準決勝に向けて「決勝に行けると思う」と意気込みを語った。

「きょうは本当に楽々なので、落ち着いて走れば決勝に行けると思います」

東田と坂井は準決勝進出ならず

一方、坂井隆一郎選手と東田旺洋選手は予選を通過できず、準決勝進出を逃した。

サニブラウンの五輪最速記録の意義

サニブラウン選手の10秒02は、これまでの日本人男子100m最高記録である10秒05(2016年リオデジャネイロ五輪)を更新する五輪最速記録となった。

この記録は、日本陸上界にとって大変意義深いものと言えるだろう。サニブラウン選手は、準決勝での更なるタイム更新に期待が集まっている。