X(Twitter)でトレンド入りした「セーフモードで起動 」について説明します!
- Windowsのブルースクリーン(BSOD)が世界規模で発生し、その対処法として「セーフモードで起動」することが重要な対処法として注目されている。
- 原因はセキュリティソフトの「CrowdStrike」に関連したドライバーの不具合で、セーフモードで起動してCrowdStrikeのフォルダやファイルを削除・リネームすることで一時的に回避できるとの情報が広まっている。
- ただし、Bitlockerなどのセキュリティ機能が有効な場合、セーフモードの起動に回復キーが必要となり、結局ログインできないという無限ループに陥る可能性がある、との指摘もある。
Windowsのブルースクリーン障害を解決するには「セーフモードで起動」が重要
CrowdStrikeのドライバが原因のブルースクリーン
多くのWindowsユーザーがブルースクリーンの問題に直面している。この問題の原因は、セキュリティソフトのCrowdStrikeのドライバにあると報告されている。
セーフモードで起動する必要がある
ブルースクリーンを解決するには、まずWindows をセーフモードで起動する必要がある。セーフモードでは通常のドライバが無効化されるため、CrowdStrikeのドライバの影響を受けずに起動できる。
CrowdStrikeのドライバファイルを削除または移動する
セーフモードで起動できたら、次のステップとしてCrowdStrikeのドライバファイルを削除または移動する。具体的には以下の手順を行う:
C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike
ディレクトリに移動するC-00000291*.sys
ファイルを削除する- PCを再起動する
これにより、CrowdStrikeのドライバの影響が取り除かれ、通常のWindowsが起動できるようになる。
引用:x.com
Bitlockerの回復キーが必要な場合も
ただし、Bitlockerが有効な場合はセーフモードで起動するためにはBitlockerの回復キーが必要になる。事前に回復キーを控えておくか、別途確認する方法がない場合は詰んでしまうので注意が必要。
多数のTwitterユーザーがWindows PCのブルースクリーンの問題に悩まされており、その解決策としてセーフモードでの起動が提案されている。この問題の原因はセキュリティソフトのCrowdStrikeにあるとのことで、CrowdStrikeに関連するファイルを削除することで一時的な回避が可能だと説明されている。
ただし、セーフモードへの移行にはBitLockerの回復キーが必要な場合があり、その入手が難しい状況で無限ループに陥ってしまう可能性も指摘されている。また、社用PCの場合は無断でソフトウェアを操作することができないなど、実際に適用できる人は限られているようだ。
この問題への対処法は一定の効果はあると考えられるが、完全な解決には至っていない模様である。Windowsの不具合といった根本的な原因に立ち返って対策を検討する必要があるだろう。ユーザーはCrowdStrikeの関与を確認し、自身の環境に合った対処法を見つける必要があると思われる。