社民党は、参院選比例代表にタレントのラサール石井氏を擁立すると発表した。ラサール石井氏は、6月30日に記者会見を行う予定である。社民党は、ラサール石井氏の出馬によって知名度を上げ、政党要件ピンチから脱出しようと考えていると見られる。

X(Twitter)でトレンド入りした「ラサール石井 」について説明します!
- 社民党が参院選比例代表にタレントの「ラサール石井」氏を擁立すると発表した。
- ラサール石井氏は30日に記者会見を行うと報告されている。
- 社民党が知名度を活かして議席確保を狙っているものと考えられる。
社民党、「ラサール石井」氏を参院選比例代表候補に擁立
社民党の驚きの人事
社民党は2022年6月29日、参議院議員選挙の比例代表候補にタレントの「ラサール石井」氏を擁立すると発表しました。同氏は6月30日に記者会見を行う予定です。ラサール石井氏は長年にわたり芸能活動をしてきた人物ですが、近年は政治的な発言も増えているため、社民党の比例代表候補として擁立されることになりました。
ラサール石井氏の経歴
ラサール石井氏は1953年生まれの69歳。本名は石井明(いしいあきら)で、1970年代から俳優やタレントとして活躍してきました。主な出演作品としては『世界まる見え!テレビ特捜部』などがあります。また近年では、政治的な発言も目立つようになり、自身のSNSなどでも積極的に意見を発信するなど、政治家を目指す意欲を示してきました。
社民党が選んだ理由
社民党が「ラサール石井」氏を比例代表候補に擁立した背景には、同党が議員要件を満たすために知名度のある候補者を必要としていたと考えられます。近年、社民党は議席を大幅に減らしており、次期参院選でも厳しい戦いを強いられています。そのため、一定の知名度を持つラサール石井氏を立てることで、有権者の関心を集めることができると期待しているものと見られます。
ラサール石井氏の発言が物議を醸していた
セクハラ発言問題
ラサール石井氏は過去に、フィギュアスケート選手の浅田真央さんに対して、セクハラと受け取られかねない発言をしたことがあります。これは大きな問題となり、当時も批判の的となっていました。社民党がこのような人物を擁立することについては、疑問の声も上がっています。
その他の問題発言
ラサール石井氏は、コロナ禍について「自民党政権による人体実験」だと発言したり、女性への差別的な発言をするなど、問題のある発言をしてきました。このような言動が、社民党の支持基盤である liberals層を不安に感じさせる可能性もあります。
社民党存続をかけた「ラサール石井」起用
2%の支持率を守るため
社民党は、2024年の参院選で政党要件である2%の得票率を確保することが喫緊の課題となっています。そのため、知名度の高いタレントであるラサール石井氏を擁立することで、有権者の関心を集め、得票率を確保しようとしているものと考えられます。
最後の切り札となるか
社民党は長年にわたり、議席を減らし続けている苦境に立たされています。そのような中、ラサール石井氏の擁立は社民党にとって最後の切り札となるかもしれません。有権者の支持を集められるかどうかが、社民党の存続を左右する重要な選択となります。


