【図書館記念日 】図書館法公布を記念し「図書館記念日」

1950年の図書館法公布と図書館記念日の制定

4月30日は1950年に図書館法が公布された日に因んで「図書館記念日」と定められました。図書館法の制定により、公共図書館の機能が明確化され、無料利用が原則となり、近代的な公共図書館の時代が始まりました。この重要な出来事を記念して、1971年に日本図書館協会によって「図書館記念日」が制定されたのです。

図書館の歴史と役割

図書館の歴史は古く、奈良時代には石上宅嗣が「芸亭(うんてい)」と呼ばれる書斎を一般に公開したことがその始まりとされています。その後、明治時代には東京大学附属図書館が開学と共に創設され、戦災などを乗り越えて現在に至っています。

現代の図書館は、無料で誰もが利用できる「知の宝庫」として、学習や調査、交流の場として重要な役割を果たしています。仮面ライダーWの「地球(ほし)の本棚」や仮面ライダーセイバーの「ノーザンベース」のように、デジタル時代においても図書館は「知の拠点」として象徴的な存在なのです。

図書館記念日の意義と取り組み

「図書館記念日」は、図書館の役割と重要性を広く知ってもらう機会です。図書館法公布から75年を経た今日でも、図書館は学びや交流の場として、私たちの生活に欠かせない存在です。

この記念日にあわせて、5月1日から31日までが「図書館振興の月」に設定されています。この期間中は、各地の図書館で特別イベントの開催や、利用無料化などの取り組みが行われています。

「図書館記念日」は、1950年4月30日の図書館法公布を記念して1971年に制定されました。この日に因んで、5月1日から31日までが「図書館振興の月」となっています。

「図書館記念日」にまつわるトピックス

切手の博物館の利用無料化

「図書館記念日」当日、切手の博物館図書室では、通常有料の閉架図書の利用が無料となります。調べ物をする良い機会だと紹介されています。

ゲームアプリのイベント

ゲームアプリ「ガールフレンド(仮)」では、「図書館記念日」を記念したイベントが行われています。プレイヤーは「村上文緒」と出会えるチャンスが得られるそうです。

東京大学の取り組み

東京大学附属図書館は1877年の開学と共に創設され、震災や戦災を乗り越えて現在に至っています。「図書館記念日」にあわせて、同大学の取り組みが紹介されています。

東京大学附属図書館は1877年の開学とともに創設され、現在は本郷の総合図書館、駒場図書館、柏図書館などからなり、日々の勉学を支えてきました。