【犯人隠避容疑 】青森の病院、殺人事件を隠蔽か – 「犯人隠避容疑」で立件

事件の概要

2023年3月、青森県の「みちのく記念病院」において、入院患者が同室の男に殺害される事件が発生しました。しかし、病院側は警察に通報せず、遺族に対して「肺炎」による死亡として偽りの死亡診断書を発行していたことが明らかになりました。この行為は「犯人隠避容疑」として捜査対象となっています。

事件の詳細

入院患者の殺害

事件の発生したみちのく記念病院は、アルコール依存症などの患者を受け入れていました。2023年3月、59歳の男性患者が、同室の患者の顔面を歯ブラシの柄で何度も刺し殺害する事件が発生しました。

病院側の隠蔽行為

しかし、病院側は警察に通報せず、遺族に対して「肺炎」による死亡として偽りの死亡診断書を発行していたことが明らかになりました。県警は、この行為が「犯人隠避容疑」に該当すると判断し、詳しい捜査を進めています。

職員からの通報

この事件について、当時、病院の職員が県警に内々に通報していたことが明らかになりました。職員の通報がなければ、この殺人事件が闇に葬り去られていた可能性があります。

病院の運営状況

他の事件の可能性

この病院は、東京、岩手、神奈川などでも複数の病院や介護施設を運営していることが分かっています。そのため、この事件以外にも同様の隠蔽行為が行われている可能性が指摘されています。

病院の対応

読売新聞の取材に対し、病院側は「回答しない」と述べており、事件への対応姿勢が問題視されています。隠蔽行為が明らかになった以上、病院の資格剥奪など厳しい処分が必要とされています。