両氏は衆院選で公認を得られず無所属で当選したものの、自民の衆院会派に入ったため、ルール上は「党所属国会議員」となるはずでしたが、自民党は世論の批判を避けるため異例の対応をしたとされています。
X(Twitter)でトレンド入りした「党所属国会議員 」について説明します!
- 自民党執行部が、萩生田光一元政調会長と平沢勝栄元復興相を「党所属国会議員」の扱いにしないよう指示したことがトレンドの背景にある。
- 両氏は衆院選で公認を得られず無所属で当選したが、自民の衆院会派に入ったため、ルール上は「党所属国会議員」となるはずだった。
- 自民党執行部は、世論の批判を避けるため、両氏を「党所属国会議員」としないという異例の対応を取ったと見られる。
自民党の「党所属国会議員」問題
非公認議員を「党所属国会議員」扱いしないよう自民党が指示
自民党は、衆院選で公認を得られず無所属で当選した萩生田光一元政調会長と平沢勝栄元復興相を「党所属国会議員」として扱わないよう指示しました。両氏は裁金問題に関与していたため、公認を得られず無所属で当選しましたが、その後自民党の衆院会派に入ったためルール上は「党所属国会議員」になるはずでした。
世論の批判を意識して特例対応
自民党は、両氏を「党所属国会議員」と扱えば世論の批判を浴びるとの懸念から、この特例的な対応を取ることにしました。党内ではこれに対する批判も上がっており、「ルールを守らない党になってしまった」などの指摘もあるようです。
「党所属国会議員」の位置づけ
自民党内では、(1)党籍を保有し(2)衆参両院の自民会派に所属する場合に「党所属国会議員」と扱うのが通例でした。両氏は党籍を保持しており、会派にも入っているため形式上はこの条件を満たしますが、特例的に「党所属国会議員」扱いから外すことになりました。
総裁選や予算・法案への影響
「党所属国会議員」として扱われないと、総裁選への立候補や議員としての投票、党大会への参加といった権利が制限されることになります。一方で、自民党内からは「ルールを守らない」との批判も出ています。
引用:x.com
自民党執行部が、派閥裏金問題に関わった非公認議員の萩生田光一元政調会長と平沢勝栄元復興相を「党所属国会議員」として扱わないことを指示したことについて、多くの人が疑問を感じているようです。
ルール上、党籍を保持し自民党の衆参両院会派に所属する議員は「党所属国会議員」とみなされるのですが、自民党が両氏をそのように扱わないように指示したことについて、世論の批判を恐れたためだと指摘されています。非公認で当選した両氏を公認議員と同等に扱うことで批判を浴びるのを避けようとしたようですが、これはルールを無視した姿勢だと批判の声が上がっています。
特に石破茂が「ルールを守る」と訴えていたことを踏まえると、自民党の対応にはいつも矛盾が見られるようです。数合わせには両氏の存在が必要だが、批判を避けるためにルール無視をする。このようなダブルスタンダードが露呈したことで、自民党の姿勢に疑問符がつけられています。